川鍋良祐にとって今節対戦する北九州は、昨季まで4シーズンに渡ってプレーした“古巣”だ。北九州はスタジアムの問題もあって、J1昇格のためのクラブライセンスを得られなかった。それもあり上を目指すためにチームを離れたものの、「4シーズンプレーさせてもらって、自分自身大きく成長できた」と北九州への愛着を語る。両チームのスタイルの違いについて「北九州は足元で受けて崩していくが、松本は縦に早い」と分析したうえで、「仲の良い選手も多く、対戦するのは新鮮というか不思議な感じだが、違う地でも頑張っているところを見せたい」と意気込みを語った。ディフェンスリーダーである飯尾和也の戦線離脱で川鍋の役割は大きくなっている。まずは今季ホーム初勝利を目指し、古巣相手に躍動する。
(松本担当 多岐太宿)
2013/05/09 16:19