“Jリーグ20周年アニバーサリーマッチ”と銘打たれた今節・浦和戦を2日後に控えた中田浩二はこう語った。
「今スタジアムに来ている人の子どもがクラブを好きになって、親子で一緒に来られるような。もっと言えば、孫とも一緒に見に来られるような環境を作っていきたい。そうやって興味を持ってもらえるように、選手は頑張っていかないといけないね」。
国外でのプレー経験を持つ中田は「海外のクラブでは、どんなに小さくても自分の町のクラブをみんなが応援しているし、誇りを持っている」と実感したという。「Jリーグの成長スピードは、海外と比べても早いと思う。これを続けていくことが大事」。
サッカークラブを文化として地域に根付かせるためにも、20周年の節目を迎えるJリーグ全体でさらなる成長を目指さなくてはいけないと、中田浩二は話した。
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/05/08 22:29