オフ明けの8日は、午後練習の直前に急遽ミーティングを行った。編集で抜き出された映像は、3-4に終わった前節・岡山戦の得点・失点の全シーン。あっさりやられた印象もある失点シーンに関して、奥野僚右監督は「点を取るのにはこれぐらい情熱を燃やして、努力を要して、力を割いている。得点を取るときと同じ情熱を、失点時の守備でも注げるはず」と選手たちに話したという。
特にクロスの際にゴール前で相手に潜り込まれているシーンについては、「単に見えてないからなのか、油断したのか、あるいは『大丈夫だろう』と思ったからなのか、いろいろ原因はある」と個別に整理する必要性を前置きしながら、「一番遠くにいる人が一番よく(状況が)見えているわけだから。ボールに近い人にも遠い人にも、それぞれにできることがあるので、それをぜひそこにやるようになってほしい」と全員がそこへかかわる意識の高さを求めた。
(山形担当 佐藤円)
2013/05/08 21:41