前節の札幌戦、チームの4試合ぶりのゴールはFW柿本健太のミドルだった。思い切りの良いシュートは、相手GKの手をすり抜けゴールに突き刺さった。試合後、柿本は「あれは(鈴木)修人くんのおかげ」と、先輩に感謝の言葉を述べた。当の鈴木に話を聞くと「ずっと練習からも言ってきたし、試合前にも話していた。『ターンしたら、すぐ打て!』と。入れるだけの能力もあるし、アイツのシュートはパワーがあるんだから」と、後輩の力を信じ、滞在能力を引き出した。ゴールが決まった瞬間、真っ先に柿本に駆け寄った鈴木。これからの残り試合も、こういうシーンをたくさん見たいものだ。
(北九州担当 坂本真)
2013/05/08 18:29