チームは今夜、町田とのアウェイゲームに挑みます。
前節の劇的な決勝点を生んだ秋本選手と福村選手が警告累積で出場停止。さらにチョン・ウヨン選手もロンドン五輪U-23韓国代表に追加召集されて、急遽チームを離れました。一時帰国中のサヌ選手も含めて欠場者が多い状況での試合となります。
西京極での前回対戦は2-1で勝ちましたが、この時も秋本選手や中山選手、チョン選手が出場停止という状況で代わりに出場した選手がチームに貢献しています。今週は選手の配置や構成など、いくつかの組み合わせがテストされましたが、金曜日のトレーニングでは左SBにファン選手、ボランチに倉貫選手が入る形でゲーム形式を行ないました。
ここ2試合は秋本選手をアンカーに置く形で戦いましたが、その秋本選手、さらにチョン選手とアンカーを務められる両者が欠場とあって、今回はダブルボランチに戻すことが濃厚。倉貫選手も「他の選手が思い切ってやれるようにしたい。うまく行かへん時もみんなが一つになってやればいい。(町田戦とは縁がある?)関係ないよ、たまたまでしょ(笑)」と語っていました。
またスタメンとなれば7試合ぶりの先発となるファン選手は「相手のウイングバックに走り勝てればサイドを取れる。体力の続く限り、駆け上がっていきたい」と意欲を見せています。
ここ2試合は連勝という結果が出ている反面、試合内容では課題も見られています。選手や布陣に変化がある中で、どのように攻守を行なえるのか。長いリーグ戦ではメンバーが揃わないこともありますが、町田戦はチームの総合力が問われる試合と言えるでしょう。京都と町田は互いにボールをつなぐスタイルですが、その中で主導権を握って3連勝を目指します。
(京都担当 雨堤俊祐)
2012/07/29 10:17