6日、大宮は首位になって初めてのホーム戦を迎える。チームの好調もあって、指揮するベルデニック監督の人身掌握術やその言葉が話題になっている。「選手には失敗する権利がある」、「選手たちが考えた上で積極的にやったミスは『OK!』と言う」など、日本人の指揮官にはみられない言葉や姿勢に、サッカー関係者以外からも注目を浴びている。
また「『やるのは選手だ』が口癖。試合中の判断は僕らに任せている」(下平匠)と練習中では細かい指示を出す反面、試合では選手に任せる方法を取り、若手の才能を伸ばしながら結果を出している。これから5月病に悩むであろう多くの新人たちにとって、監督のような先生や上司がいれば、それは有り難い存在なのかもしれない。
(大宮担当 上野直彦)
2013/05/05 19:27