1日の完全非公開練習に続いて、2日も途中から非公開練習に切り替えられた横浜FCのトレーニング。集中して3日の東京V戦に臨もうとする意識が伝わってくる。なかでも、GKシュナイダー潤之介はこれまで以上に気合いがみなぎっている。
「昨日の(CLの)バイエルン・ミュンヘンの守備にヒントがある。ラインを高くして、連動してプレッシャーをかけたい」。バルセロナを合計スコア5-0で撃破した、バイエルンの組織的猛烈プレッシャーのように、良い形で守備ができれば「あのバルサだってボールを運べない」。
前節・水戸戦でも、横浜FCは80分まで無失点に抑えていた。
「水戸戦も80分まではラインが高かったし、それを続ける。ヴェルディは15~30分の間で5点を取っていて、31~前半終了時にも2点。その時間帯でやられないように、高い位置をとってチャレンジの守備をする」
最後方から声で締めるシュナイダーとともに、ハマの組織的守備はハマるだろうか。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/05/02 18:34