仙台は初出場のACLで、グループリーグ突破をかけて最終節・江蘇舜天戦を迎える。4月30日には大会公式の記者会見が開催された。
仙台はここまでの5戦では渡辺広大、林卓人、太田吉彰、鎌田次郎、角田誠が選手代表として出席してきたが、今回はリャン・ヨンギが出席。リャンは「ホームで戦えるこの一戦で勝利を目指し、ベスト16進出を決めたい」と強い決意を表明。また、ACLだけでなくJ1にもつながることとして「チームはなかなかリーグ戦で勝てていない状態ですが、ACLで決勝ラウンドに進むことで良い流れに進みたい」とも語っている。
なお、通常は手倉森誠監督がこの会見には出席するが、身内に不幸があったためにこの日は渡邉晋コーチが代理で出席。「これまで監督の言動にチームは何度も勇気付けられてきた。今度はわれわれが監督を勇気付けよう」とチームに呼びかけたことを明かした。さまざまな思いを背負い、仙台は5月1日の江蘇戦に挑む。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/04/30 17:02