連敗を“3”で止めた前節・愛媛との四国ダービーは、アレックスが今季初先発し、ドウグラスに今季初得点が生まれ、千代反田充が今季初出場と、徳島にとって“初物づくし”となった。
ブラジル人コンビは26日の紅白戦でも軽快な動きを披露し、今節・群馬戦にも期待を抱かせた。「コンディションも上がっているし、周囲とのコンビも良くなってきた。(正田スタでは)過去に点も取っているので、良いイメージで試合に臨める」と今節に向けた意気込みを話したドウグラスにとって、四国ダービー4日前の4月17日は奥さんの誕生日でもあった。
「家族の存在はとても大事。ゴールをプレゼントできて良かった」と会心の笑顔を見せた。
また、四国ダービーが徳島デビュー戦となった千代反田は、「とりあえず勝ててホッとした(笑)」と、自身の出場後に1点差まで追い上げられただけに、勝利に胸をなでおろしている様子だった。「次も勝てばまた勢いにも乗れる」と今節を見据えた。
(徳島担当 小田尚史)
2013/04/26 18:41