いよいよ今週土曜日に大宮対浦和のさいたまダービーが開催される。
大宮の無敗記録ばかりが取り上げられるが、リーグ2位と3位の対決という今後のリーグの行方を占う一戦でもある。前節・C大阪戦、開始約30秒で目の覚めるような超ロングシュートを決めた金澤慎。大宮ユース一期生の彼には、このカードに特別な想いがある。
「ユースのときから浦和と試合をしてきましたが、浦和のほうが実力が上。浦和には負けたくない、そういう気持ちでやってきました」。
試合後、冷静にゲームを振り返る姿と違い、静かに、しかし熱い想いを話す金澤。最高の舞台が整った今回のダービーが、いまから楽しみである。
(大宮担当 上野直彦)
2013/04/17 18:07