「深夜に昨日の試合の放送があっていて、悔しさがこみ上げてきた」と話すのは、14日に行われた福岡ダービーに先発した柿本健太。「惜しいシュートもあったが?」と聞くも「ダメです。落ち着いて決めないと」と話し、「昨日、(前田)和哉さん、(鈴木)修人くんら6人でご飯を食べに行ったんですけど、『あんなFW怖くない』と言われてしまった。課題がいっぱい出た試合でした」と反省しきりだった。
また、「次のホーム戦(10月6日)では絶対に勝つ」と話すと、「それまでに、この経験をしっかり結果に結びつけたい。昨日はいっぱい反省したが、悲観しても仕方ないし、難しく考えるのは自分らしくない。プラスに捉えて、明日から切り替えてプレーしたい」と続けた。
ニッコリ笑ってクラブハウスに帰った柿本。北九州に関わるすべての人の思いを背負ったこの男は、これからたくさんのゴールで恩返ししてくれるだろう。
(北九州担当 坂本真)
2013/04/15 20:19