愛媛は前節の北九州戦での敗戦で今季初の連敗。その翌日、サブメンバー中心で行われたカマタマーレ讃岐とのトレーニングマッチでも1-2と敗戦を喫した。11日の練習後、石丸清隆監督はそれらのプレー内容について「最終的に求めなきゃいけないのは選手たちが勝ちたい気持ちがあるのかということ」としたうえで、「それが伝わって来ていないのがこの間の北九州戦とカマタマーレ戦だった」と厳しい考えを示した。続けて、4月9日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ドルトムント対マラガ戦での後半アディショナルタイムに2得点を挙げた逆転劇を引き合いに出し、「技術的に優れたあのレベルの試合でもそういうこと(勝ちたい気持ちを出すこと)はちゃんとやっている。うちの選手にもあの試合のビデオを見せて、そういう部分を感じとってもらいたい」と勝負への強い執着心を促すつもりだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/04/11 18:19