浦和レッズの興梠慎三が18日、浦和駅そばのさいたま市浦和区に『ローストチキンコオロギ浦和店』をオープンさせ、自身も店頭に立った。
丁寧にお客さんに声を掛け、また周囲に迷惑がかからないように留意しながら写真撮影などにも応じた興梠は「朝早くから並んでくれた人もいた。平日の朝にもかかわらず、こんなたくさんの人が集まってくれた。ありがたい。チームがあまり調子が良くなったのでオープンの日は来れないなと思っていたんですけど、昨日は勝つことができた。勝ってこれたのはよかったと思います」と話した。
前日の17日にはアウェイでC大阪戦を戦い、自身は逆転に導く同点ゴールを決めていた。
「ここ(浦和)に店を出すということで、ある程度の覚悟というのは自分の中でありました。本職はサッカーなので、サッカーのほうも頑張っていきたい。(覚悟というのは?)ここで終わるつもりで、…『つもり』じゃないですね、ここで終わる。そう、自分の中で決めている」
あらためて、”浦和で引退宣言”をした興梠。「このチキンを買って、スタジアムに足を運んで、ビールを飲みながら、ヤジを飛ばしてくれればいいなと思います(笑)。皆さんに愛されるようなお店にしたいし、ボクのお店だから来てくれるというよりも、味が本当に美味しいから来てくれるというのを目指していきたい」とお店の展望も語ってくれた。
『ムネ』はピリ辛のタレも効いており、たとえ冷めても美味。リーズナブルな『ネック』も、いつまでもしゃぶりついていたいくらいだ。テイクアウトで浦和店のローストチキンを買い、ぜひ埼玉スタジアムへ。
(浦和担当 田中直希)
2019/03/18 12:10