将棋の藤井聡太氏が中学時代に羽生善治氏ら名だたる強豪に挑んだ7番勝負、プロレスのオカダカズチカ選手が若手時代にトップレスラーに挑んだ5番勝負など、「◯番勝負」はビッグになる人物が必ず通ってきた道でもある。そして、金沢というクラブも「白山ダービー5番勝負」や「ゲンゾイヤー党vsヤサガラス党3番勝負」など、ここぞというときに「◯番勝負」を行ってきた。その伝統ある企画が2019ホーム開幕となる町田戦を前に行われた。
今回、「ツエバト!」と名付けられた企画は「ゲンゾー vsゼルビー 縄跳び対決」「大石 竜平選手 vs 岡田 優希選手 豆つかみ対決」「廣井 友信選手 vs 井上 裕大選手 風船割り対決」「クラブアンバサダー 辻尾 真二vs 広報担当 藤田 駿介 水に顔つけ対決」「ゼネラルマネージャー 西川 圭史 vs 代表取締役社長 大友 健寿さん 最終勝負 10秒ストップウォッチ対決」の5番勝負。中には元プロアスリートが一般人広報と肺活量で対戦するというハンデ戦(!?)もあったが、これもホーム開幕を控える金沢の“絶対に負けられない”という意識の現れか。それでもこの“前哨戦”は金沢が2勝、町田が3勝で、町田が一歩リードした。
豆つかみ対決で見事に勝利した大石は「箸のもち方などは両親からはうるさく言われていたと思います。そのおかげもあって勝てました」と、激闘を振り返る。そして「(初めて迎えるホームの)雰囲気は楽しみたい。勝ちにこだわりたい」と、最も大事な“第6戦”を見据えていた。
なお、勝負の模様はyoutubeのZweigen Channel ZONEZ(https://www.youtube.com/channel/UCsLErJ5gm8wLd6yu4t_B_2g)で公開中だ。
文・村田 亘(金沢担当)
(BLOGOLA編集部)
2019/03/17 08:00