8日、横浜FCが東京Vの練習グラウンドで練習試合(45分×2本 ○2-1 得点者:大久保哲哉、野崎陽介)を行った。「良い試合ができた」とシュナイダー潤之介が振り返ったように、守備も良く、さらに中盤でも良いコンビネーションが出るなど「チームとして意図する戦術が出せていた」(三浦知良)。出場したのは7日のリーグ戦で先発していない選手がほとんどだったが、充実の練習試合となった。カイオ、森本良、渡辺匠、ペ・フミンらも躍動し、東京Vの三浦泰年監督も「ここでプレーしていてはいけない選手が何人もいる」とうなっていた。
ただ、注目はやはり三浦泰年、知良兄弟の“競演”。試合後には談笑する場面も見られたが、そのことを問われたカズは「差し支えのある話をした(笑)」と報道陣を煙に巻いた。三浦泰監督は「もっと彼は輝いてほしいし、認める人間が増えてほしい」とエールを送った。練習場には二人のお母様も訪れ、息子たちの勇姿に満足げだった。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/04/08 19:32