明日27日に行われるルヴァンカップ決勝・湘南戦に向け、横浜FMの伊藤翔と遠藤渓太が負傷の状態について説明した。
左ひじ骨折で全治8週間と診断されながらも、受傷から4週間程度で完全合流した伊藤は、完全非公開だった25日の練習とこの日の練習もフルメニューを消化した模様。「この前も言ったように、メンバーに入る前提で話をしているけど、(監督やスタッフからは)何も言われていないから明日メンバーに入らなかったらどうしよう」と笑いながらも、「腕はそんなに心配していない。セットプレーでガチャガチャなったりしても大丈夫そう」とコメント。さらに「最悪、折れたら折れたでもう1回(治療することになる)という感じだけど、折れることはないと思う。腕のリハビリをするよりも(出場して)勝てることが一番いい。誰が点をとっても、どんな形でもいいから、とにかく勝ちたい」と出場への意欲とタイトルを渇望する気持ちを示した。
20日のG大阪戦で左ハムストリングを負傷した遠藤は、報道陣に公開された冒頭15分の間は別メニューで調整。「ケガ自体はそんなに長引くものではなかったし、やれることをしっかりやっている。痛みは引いてきているし、だいぶいい感じになってきた」と状態を説明。出場可否に関しては「気持ちの問題じゃないですか? やれると思えばやれる」としながらも、「使うかどうかを決めるのは監督だし、僕の口からは何とも言えない」とするにとどめた。
ルヴァンカップの得点ランクトップに立つストライカーとニューヒーロー賞を受賞したドリブラー。横浜FMにとって重要な戦力である彼らは大舞台に立つことができるだろうか。
(横浜FM担当 菊地正典)
2018/10/26 19:32