9日、『朝日新聞ジュニアプレス』と題する企画が実施され、浦和の選手たちが小学生の子どもたちの取材を受けた。一昨年から年2回実施しているこの企画、当選した小学生30人が練習を取材、さらに練習後に選手へ直接インタビューを行い、記事を作成するというもの。約半年ぶりに実施され、選手たちは子どもたちの取材に四苦八苦(?)しながらも真摯に対応した。執筆作品は厳選され、『朝日新聞賞』、『レッズ賞』が決定するという。優秀者には30日の試合を特別席で観戦できる。
子どもたちは浦和サポーターらしく、ほとんどがユニフォーム着用。なかには『浦和レッズハートフルクラブ』のスクール生の姿もあった。取材では「好きな食べ物」「出てみたいTV番組は?」といったものから、「レッズを辞めたいと思ったことはありますか?」「いまの浦和の戦術は?」「どうやってイニエスタを止めますか?」といったものまで多岐にわたった。対応した選手は、宇賀神友弥、西川周作、青木拓矢、長澤和輝、そしてマウリシオの5人。
マウリシオから「海とラーメンが好き。父は銀行員」といった話が飛び出たり、青木拓矢がひげを剃るタイミングまで明らかになるなど、子どもたちの熱血記者ぶりが発揮されていた今回。取材を受け終わった宇賀神は「突拍子もない質問もあって、やっぱり子どもは面白いですね。こういう経験を経て、記者になる子どもが出てくるとうれしい」と一言。自身も1歳6ヵ月になる子どもをもつが、「大きくなったときにこの企画に参加してもらえたらいい。そのときに面白い質問ができるように育てたい」と笑っていた。
写真:田中直希
(浦和担当 田中直希)
2018/09/09 14:26