30日、森保ジャパンの初陣となるキリンチャレンジカップ2018のチリ戦とコスタリカ戦のメンバーが発表され、柏からは伊東純也が選出された。
午前練習を終え、帰宅途中に今回の代表選出の知らせを聞いた伊東は電話で取材に対応。「今日が発表とは知らなかったので全然気にしていなかった」と笑いながらも「うれしいのとこれからやらないといけない気持ち」と話した。
日ごろから“チームがあっての代表”ということを口にしている伊東にとって、チームの調子がなかなか上がらない中でのメンバー入りは少々意外ではあったようだ。しかし、「個人の部分を評価してもらったことはよかった。仕掛ける部分など、ほかの人にはできないところを見せたい」と意気込み、「もう若くないとはずっと思っている。チームでも責任感をもってやっているので、ただ選ばれるだけではなく活躍してここから生き残っていかないといけない」とアピールを誓った。
昨年12月の初選出時との心境の違いを聞かれれば「特にはないです」と答え、森保監督が指揮していた広島時代のサッカーの印象を問われれば「何もまったく分からない。(代表に)いってみて」と時折“伊東節”を交えながらも最後は「(中村)航輔など、選ばれなかった人のぶんまで頑張りたい」と語ったスピードスター。ここから始まる4年後のカタールW杯に向けて、まずは代表定着を目指す。
(柏担当 須賀大輔)
2018/08/30 17:57