“驚きの援軍”が町田の勝利を後押ししていた。
17日に敵地・長良川で開催されたJ2第19節・岐阜戦に、明治安田生命保険相互会社・町田支社と姉妹所属関係にある同名古屋総合法人部、そして名古屋マーケット開発部の方々が応援に駆けつけていた。
試合前には選手たちを激励する数々のコメントが掲載されたブックレットが進呈され、そのブックレットはロッカールームに掲げられたという。そんな後押しもあって町田は好調な岐阜から1-0の勝利をつかみとった。
姉妹所属関係は2017年から始まり、今年で2年目を迎える。今回の応援は名古屋近郊の岐阜で町田の公式戦が実施されたことから、少しでも選手たちの力になればとスタジアムに駆けつけた。
参加した名古屋総合法人部・法人営業第三部法人営業課長の白瀧絵理さんは「後半は攻め込むことが多く、面白い試合でしたし、勝ててよかったです」と試合の感想を話してくれた。
試合後には、チーム主将の井上裕大、名古屋出身の選手会長・奥山政幸、そして名古屋の若き至宝と言われ、現在は町田に期限付き移籍している杉森考起がお礼の挨拶をし、記念撮影が行われた。
立地を考えると、普通なら、名古屋から来られた明治安田生命関係者のみなさんは、岐阜を応援していてもおかしくはないが、これもタイトルパートナーとして、明治安田生命保険相互会社がJリーグを応援しているからこその出来事だろう。井上主将は「本当に驚きました。決して縁が深いわけでもないのに、ユニフォームまで着てくれていて…。本当にありがたいです」と目を細めていた。
地域を超えたパートナーシップが生んだ微笑ましい光景だった。
写真提供:FC町田ゼルビア
(町田担当 郡司聡)
2018/06/29 07:10