3月にふくらはぎを負傷して以降、なかなか出場機会に恵まれない状態が続いている京都の宮城雅史だが、26日の紅白戦では常に主力組に入ってプレー。30日に控えているJ2第21節・甲府戦では4試合ぶりの先発出場を果たす可能性が高そうだ。
その今節は、宮城にとって、よく知る指揮官との再会が待つゲームでもある。4月から甲府を指揮している上野展裕監督は、前所属の山口で3シーズン以上にわたり指導受けてきた人物。「自分のことは知られているし、自分もある程度はやり方を知っているつもり」という、互いに手の内を理解し合っている関係だ。
「イヤらしい監督なので、たぶん、自分のところを突いてくるはず(笑)」。そう冗談まじりに警戒をする宮城。それでも、「術中にハマりたくない。逆に“食ってやる”というイメージでやります」と続け、強い気持ちをもって立ち向かう覚悟を示している。
(京都担当 川瀬太補)
2018/06/26 19:26