18日に行われる名古屋を前に、川崎Fの車屋紳太郎が前指揮官となる風間八宏監督との対戦や、その後の日本代表としての欧州遠征に向けて意気込みを語った。
2年ぶりの再会は恩師との初対峙となる。名古屋の風間監督は、車屋にとって筑波大時代から指導を仰いだ人物。そんな風間監督との初対決に向けて、車屋は「今まで指導してきてくれた監督と敵になるというのは変な気分だけど」と語りながら、今節に向けて力強い言葉を残した。
「本当にいいチームを作ってきていると思うし、すごく面白いサッカーをしていると思う。しっかり勝つことも恩返しだと思うので、まずはチームが勝つこと優先で戦っていきたいと思う。一番は勝つことがすべて。いまのチームは勝ちにこだわっているチームだと思うので、そういうところを見せられればいいと思う」
この一戦を終えるとすぐに日本代表の欧州遠征が待っており、日程的にもかなりハードになることが決まっている。ただ、「キツいですよね」と苦笑いを浮かべながらも、偉大な先輩である中村憲剛と話した内容を明かしつつ代表への思いも語っている。
「憲剛さんも疲労がある中でもやってきたと言っていた。それを7~8年やってきたと言っていたので、それはすごいことだなと。僕自身もまだ25歳なので、疲れたとかは言っていられないなと思った。しっかり自分を持って、サッカーに臨みたいと思う」
風間監督との初対峙と欧州遠征。車屋はどちらも最高のパフォーマンスで乗り切る覚悟だ。
(川崎F担当 林遼平)
2018/03/16 21:00