12月4日、町田は下川浩之代表取締役や相馬直樹監督ら、クラブ関係者が石阪丈一町田市長を訪問した。その席上、下川代表や相馬監督などが2年連続でのJ2残留の報告と今季のさまざまなサポートに対する感謝の弁を述べると、石阪市長は労いの言葉をかけると同時に、4勝に終わったホームゲームでの勝利数について言及。石阪市長は「来年はぜひホームでの勝利を増やしてください」と要望を述べた。
また、選手代表として市長訪問に参加した一人であるチーム主将のMFリ・ハンジェは、市長への挨拶の中で「人工芝でトレーニングをしている練習環境の改善をしていただきたいという思いが強い」とコメント。将来的なJ1ライセンス取得に向けたハードルの一つである、天然芝を有した練習場の環境整備に向けて、あらためて行政側に協力の要請を選手側から呼びかけた。
丸山竜平強化部長によると、選手との面談で最も多い選手側の要望が練習グラウンドに関するものだという。定期的に町田市立陸上競技場を使用できる状況にあるとはいえ、常時天然芝でトレーニングができる環境整備は、クラブにとって、喫緊の課題の一つである。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2017/12/05 07:00