
いま、加藤大のFKが対戦相手にとって脅威となる高い精度を見せている。
24日の前節・水戸戦で得たエリア正面からの直接FKでは、加藤が絶妙の高さ、速さでシュートを放ち、見せ場を作った。そのFKは相手GKのファインセーブに阻まれ得点こそならなかったものの、十分に得点を感じさせるものだった。
29日に行ったセットプレー練習でも、加藤の蹴ったFKはいずれも際どいコースを突く精度の高いものばかり。「今季は自信を持って(FKを)蹴れているので、それが良いキックになっている。セットプレー1本で試合が決まることもあるので、そこは大事にこだわってやっているし、自分の強みのひとつだと思っている」(加藤)と自信を見せる。
今季、加藤は全体練習後に黙々とFKの練習をすることもしばしば。新たに大きな武器を得て、チームの勝利への貢献を目指す。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/03/29 19:22