今季から期限付き移籍していたレノファ山口FCから、9月12日付けでC大阪に復帰した米澤令衣。夏の移籍ウインドー期間はすでに終了しているが、23歳以下の期限付き移籍(育成型期限付き移籍)であったことから、残りのシーズン、再びC大阪での登録は可能となる。
復帰した翌日、13日の午後練習を終えた米澤は、「違和感ないな、と周りからも言われます(笑)」と自身も話すように、C大阪のクラブハウスの風景にもすっかり溶け込んでいる。
あらためて、山口で過ごした期間を振り返って、「最初は何試合か出場したけど、そこで結果を出せず、悔しい思いをした。途中で監督が代わって、FWに求められるプレーも変わって、なかなか出場機会を得ることもできなくなった。その悔しさがすごくあるので、その悔しさをバネに頑張りたい」と話した。
今後に向けては、「(C大阪)U-23での出場が主になると思うけど、試合に出て結果を残したいし、結果を残せばトップチームに絡めるチャンスも出てくると思う。山口では数字を残す部分が足りなかった。そこはこっちに戻ってきて、どん欲に狙いたい」と意気込みを語る。ここから残りの数カ月、どこまで数字を伸ばしていけるか。その活躍が期待される。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/09/13 17:16