仙台の大岩一貴が、J1第26節・FC東京戦での勝利を誓った。
リーグ戦では第22節・広島戦以降3バックの中央で出場し、「声を出すことが増えた」という大岩は、守備の統率者としても活躍を続けている。前節・鳥栖戦では4-0での試合終了を前に失点したことを反省し、続くFC東京戦での無失点を目指す。
相手は監督が交代したばかりで、メンバーや戦い方など、未知数の部分も多い。「まず大事なのは、試合の流れをしっかり感じ取って、それに対応できるようにすること」。ここ数試合で結果を出している、前線からの連動したプレッシングで相手をハメることが理想だが、「それができないとき、耐えるべきときにはみんなで耐えるという意思統一をすぐにできるように」と、柔軟な対応も考える。
大岩は今季のルヴァンカップ第1節(0●6)、J1第10節(0●2)のFC東京戦に2戦とも出場して悔しさを味わった。「痛い敗戦だった。でも、いまのチームの戦い方で、しっかり勝利したい」と、“3度目の正直”となる勝利を誓う。
私生活においては、今月7日に一般女性と入籍。11日に、クラブを通じて公式に発表した。「試合(10日の第25節・鳥栖戦)前だとプレッシャーが掛かるかな…と思って、試合後に発表しました」とのこと。なお、大岩を溺愛するマスコットのベガッ太さんには「少し前に言っておきました」と配慮しており、公式発表から間もなく、そのベガッ太さん自身のブログにて祝福の言葉がかけられた。ますますの活躍が期待される。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/09/13 17:32