現在12ゴールでチーム内得点王の大分・後藤優介。明治安田J2第13節・名古屋戦と同第20節・群馬戦の2試合でハットトリックと活躍したが、本人は「固めて取るよりも毎試合1点ずつといった具合にコンスタントに得点したほうが、チームの勝利に貢献できる」と、自身への評価は甘くない。
そんな後藤が「最近憧れている存在」と明かしたのは、ユベントスのアルゼンチン人FW、パウロ・ディバラ。左利きだが背格好も似ているディバラについて「パスも出せるしシュートも動き出しもうまい。うまさが違う」と相当な入れ込みよう。
以前は好きな選手を聞かれるとウェイン・ルーニーの名を挙げていたが、チームで求められるプレーが変化したこともあってか、「ディバラを見ているとプレーのバリエーションが増えるかなと思って」と言う。
国内外の試合をたくさん見ることにかけては、チーム内でもダントツ。そうやって養われた戦術眼やイメージが、後藤のプレーを支えている。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2017/07/28 17:12