松本の反町康治監督が、今節の対戦相手となる群馬についての印象を語った。
ここまで4勝13敗1引き分けで自動降格圏内の21位に沈んでいる群馬だが、第14節から16節にかけて3連勝を記録。第16節・福岡戦では3-1の勝利を飾るなど、チーム状態は明らかに上向いている。
特にアタッカー陣は結果を出しており、前節・山形戦でも無得点に終わったものの切れ味鋭い動きを見せていた。特に加入以後、1トップを任されているカン・スイルの存在は大きく、「前線でボールが収まるようになった。あの選手はJ2の上位クラブでも試合に出られる能力を持っている」と警戒する。また高井和馬と岡田翔平の2シャドーも持ち味を発揮しており、この3枚の良さを消すことが勝敗を左右するカギとなるだろう。
また群馬にはエルシオフィジカルコーチやホチョルコーチなど松本に在籍していた関係者もおり、再会も楽しみなところ。反町監督は「阿部(巧)や一柳(夢吾)も頑張っている」と、かつて所属していた選手も高く評価していた。
(松本担当 多岐太宿)
2017/06/16 20:32