「自分に結果が出ていないのはこの前の初勝利と同じ。早く(点を)取れればいいと思う」。
チームが初勝利を挙げた第2節・甲府戦後、矢野貴章はそう言ってナビスコカップ2連戦に向けて得点意欲を見せていた。するとナビスコカップ第2戦・鳥栖戦で“有言実行”の移籍後初ゴールを記録。決勝点となる2点目を、CKから豪快に頭で叩き込んだ。
ただし週が明ければ本人も「取らないよりは取ったほうがいい」と、いたって冷静だ。「次はリーグ戦でも」と言葉を付け加え、30日湘南戦を見据えていた。
また、26日のW杯最終予選・日本代表vsヨルダン代表を観戦した矢野は「逆に気持ちが入るしいいんじゃないですか。優位であることは変わらないですし」と、元代表ならではの視点も。この試合中に飛び交っていたヨルダン側の“レーザー攻撃”に対しては、「なんなんですかね。ピッチで直接見たこと、感じたことはないですね」とのことだった。
(名古屋担当 村本裕太)
2013/03/27 18:22