J2第8節で千葉に0-1で敗れた山口は、降格圏の21位にまで順位を下げた。
今季ここまで全試合に先発フル出場しているDF福元洋平は、「ここ何試合かは良い戦いができている。悲観はしていない」と話す。
第7節・徳島戦を引き合いに、「ああいう試合ができれば、残留争いをするようなチームではない。もっと上にいける自信がある」と前を向く。
まだ序盤で、上位との勝ち点差は大きく開いていない。一つの勝利で順位を上げることもできる段階だが、直近2試合は後半ロスタイムでの失点が続き、勝ち点を失っている。「まだまだ先は長いが、逃した勝ち点があとになって重くのしかかってくることも確か。逃した勝ち点の重みをしっかり教訓として生かさないといけない」とベテランらしく警鐘を鳴らす。
次節はアウェイで現在首位を走る名古屋と対戦する。福元は「上位相手に自分たちの力がどれだけ通じるかを試せる良い機会。チャレンジしていくしかない。順位に縛られず、自分たちらしくアグレッシブに戦っていきたい」と力を込める。
写真:田辺久豊
(山口担当 田辺久豊)
2017/04/19 17:01