U-20日本代表候補は18日、フクダ電子アリーナで千葉とのトレーニングマッチを実施。小川航基(磐田)が2ゴールを決めるなど4−1で快勝を収めた。
5月20日にU-20W杯の初戦を迎える日本代表は、17日からメンバー発表前の最後の合宿を千葉県内で行った。今回は出場機会の多くない選手を中心に16名を選出。練習試合を組み込みながら、2日間で選手たちのコンディションを見定めた。
今回の合宿を「ゲームフィーリングを上げるために、コンディションがバラバラな選手にハードな中でゲームをさせたかった」と振り返ったのは内山篤監督。J2で“ハイプレス・ハイライン”という珍しい戦術を採る千葉と対戦したことについては「世界に行ったときにはいろいろなスタイルがある」と語り、「そういった中でどこにスペースがあるかを見付けてやってくれた」と結果を出した選手たちをねぎらった。
2ゴールを奪った小川は「チャンスを逃さないことが大事だった」と語りながらも、「満足はしていない」と得点場面以外のプレーに言及。今後に向けては「チーム全員の力が必要。しっかり準備していきたい」と5月に開幕を迎えるU-20W杯を見据えていた。
本大会のメンバーは5月初旬に発表予定。その後、国内で事前合宿を行い、20日からU-20W杯に挑んでいく。
文:林遼平(エル・ゴラッソ日本代表担当)
写真:松尾祐希
(BLOGOLA編集部)
2017/04/18 16:50