J2第6節・水戸戦で70分から途中出場した山口のMF小野瀬康介。78分にPKを獲得し、ゴール左スミに蹴り込んで今季初得点を決めた。「コースは決めてなかった。GKが動かなかったので感覚で速いボールを蹴った」と振り返る。
その後も豊富な運動量でゴールに迫り、チームに勢いを与えた。以前のインタビューで、チームの目指す形と自身の特長との狭間で「迷い」を吐露したが、ゴールを決めたことで「気持ちもだいぶラクになった」という。
「先発で出場していたときは連係を意識し過ぎてゴールを決めるという大事な部分を優先できていなかった。一度先発から外されて結果が大切だとあらためて気付いた。一番欲しいのはゴール。自分は点を取りにいくだけ」と意欲を見せている。
(山口担当 田辺久豊)
2017/04/05 19:12