千葉は5日、千葉U-18を相手に実戦形式の練習を行った。通常は主力組と控え組の紅白戦を行っているが、この日は互いに2チームずつ編成してピッチ2面を使用。トップチームは主力組のメンバーを入れ替えながらトレーニングし、8日の群馬戦に向け、選手間の競争を煽りながらモチベーションを高めた。
千葉の通常の紅白戦では、週末の試合を見据えて主力組はほぼメンバーを固定して細かな戦術を確認することが多い。一方で5日の練習では全ポジションで頻繁に交代を行い、チームの活性化を図った。
千葉は直近3試合で1分2敗。第3節・名古屋戦(2〇0)を最後に勝ち星から遠ざかっており、開幕から全敗中の群馬を迎えるホーム戦ではどうしても勝ち点3が欲しいところ。選手たちも激しさを増すチーム内競争を肌で感じているようで、ここ3試合欠場中ながら今週から完全合流したMF町田也真人は「いろいろな選手が出ているが、その中で(自分は)一つ違いを出せるようにしたい。(具体的には)インテリオール(スペイン語でインサイドハーフの意)の選手がゴールに近付くところが少し足りないと感じていたので、ダイナミックさを出せれば」と群馬戦での先発復帰と勝利を誓っていた。
(千葉担当 大林洋平)
2017/04/05 19:17