
練習の引き出しが多い東京Vのロティーナ監督。スペイン流を持ち込みつつ、さまざまなメニューで選手を飽きさせない。
17日は、試合2日前恒例の”リカバリートレーニング”。軽めに1時間程度体を動かして終了した。
その冒頭、センターサークルに選手たちを集めると、間を均等に位置させた。「君たちは1時、2時、3時…」。時計を模して12カ所に配置すると、「12時40分!」、「4時25分!」と次々声を掛けた。
時計の長針、短針に位置した選手が、その声に合わせて入れ替わっていく。どうやら、体を起こすメニューの一つのようだ。初回のこの日は歩きで移動させたが「明日はダッシュでいくぞ!」(同監督)。リラックスメニューにも工夫をこらす59歳。2連勝中のチームは、雰囲気よく19日のJ2第4節・山口戦でアウェイ初勝利を目指す。
(東京V担当 田中直希)
2017/03/17 19:42