仙台から今季神戸に加入したCB渡部博文。開幕戦で対戦する清水には、同じく仙台から今季移籍したGK六反勇治がいる。
2シーズンにわたり仙台でチームメートだった六反とは、同じ年で仲が良かったと話す渡部。よく二人で出かけ、サッカーやプライベートの話など、腹を割って語り合ってきた。渡部は「すごくチームの士気を高める能力がある」と六反のプレースタイルを評し、「一番後ろから誰よりも声を出して、指示する姿が特徴。ディフェンス陣をカバーする力があり、ハイボールにも強い」とも続けた。能力を認め合う二人がピッチで再会を果たせば、それぞれの勝利に熱い火花を散らすことになりそうだ。
21日の練習では、渡部は落ち着いたビルドアップや当たりの強さを披露。「神戸が苦手とするスタートダッシュを改善したいと思うし、大きなアウェイでの一戦になる」と語気を強め、開幕戦への準備を進めていた。
(神戸担当 小野慶太)
2017/02/22 12:35