2016シーズンのホーム最終戦となったJ2第41節・山形戦(2△2)を勝利で締めくくることはできなかった山口だが、J2昇格一年目のシーズンを戦ってきた島屋八徳はサポーターへの感謝の気持ちでいっぱいだ。
在籍3年目。2014年はJFLを戦って「ゴール裏のサポーターもまばらで、1試合平均も2,000人くらいで維新がスカスカだった」という状況を知っているだけに、感慨もひとしおのものがある。
「J2に上がって観客がどんどん増えていった。レノファと県民の方が一緒に戦っている感じがあって、僕はそれがすごいありがたいなと思いましたし、本当にいいシーズンをともに過ごせたのかなと思います。ここまで本当にサポーターと一緒に上がってきたって想いが強い。少人数でもアウェイに乗り込んできてくれますし、天皇杯で大学生に負けたたり、負けが続いていたときも見放さずにいつも温かい声をかけてくれる。本当にサポーターの方たちと一緒に成長してきたなって想いがあります」
そして、「山口のポテンシャルをすごく感じました」という島屋は、「まだ成長段階のチームでもあるので、引き続きやっていくことが大事」と二年目のシーズンを見据えていた。
(山口担当 寺田弘幸)
2016/11/18 14:50