今週末に行われるリーグ最終節。チームはJ1自動昇格の可能性を残していることもあり、17日の全体練習にも多くのメディアが取材に足を運んでいた。
練習後に囲み取材に対応した田中隼磨は、1-2で敗れた前節・町田戦について「自分たちの戦いが出来なくて負けるのは当たり前で、そこを修正しないといけない」と課題点を述べた上で、「何が良くて何が悪いのかは選手全員が理解しており、今週の練習でも意識して取り組んでいる」。すでに気持ちを切り替えており、今節の勝利に全力を尽くす構えだ。
「俺自身が背中で戦っている姿を見せなければいけないと感じている。最後まで諦めることなく、ひたむきにプレーして、相手よりも多く走って、泥臭くても相手よりも一歩前に出て行く姿を見せたい」(田中)
まさしく“男は背中で語る”――。「前売り券は、ほぼ完売」(チーム関係者)という注目の集まる一戦でも、チームリーダーとして準備は万全。17試合ぶり敗戦の悔しさを晴らし、勝点3を積み重ねる。
(松本担当 多岐太宿)
2016/11/18 14:13