今季のホームゲーム1試合を残した時点で、ホームゲーム総入場者数は98,072人。ホーム最終戦であるJ2第41節・松本戦の前売りチケットが完売したことで、総入場者数が10万人を超えることは確実の情勢となった。
「プロの街クラブとして、10万人は大きな節目です。これまでスタジアムに集まってくださったすべてのみなさまに感謝したいです」と唐井直GMは、今季ここまで“野津田”に詰め掛けたファン・サポーターに感謝の思いを述べた。
クラブは2020年の“東京五輪イヤー”をJ1リーグで戦うための“青写真”を描いているが、今回の10万人達成も一つの通過点として捉えている。「常に1万人近くの観衆が詰め掛けてくださることで、スタジアムの増築や改修が現実味を帯びてきます。さらに来年に向けてもご参集ください」と唐井GM。町田のホーム・町田市立陸上競技場は、バックスタンドを拡張する形でJ1規定の15,000人収容のスタジアムに生まれ変わる建設上のベースが整っているため、高い水準での安定した集客がスタジアム増築に向けて、行政を動かす原動力となる。
また、松本戦の集客により、1試合平均観客動員数5,000人到達も見込まれている。J2復帰初年度は、J2残留を果たし、現在7位というピッチ上での成績と同様に、集客面でも一定の成果を残すシーズンとなった。
(町田担当 郡司聡)
2016/11/10 20:22