他会場の結果、前節・愛媛戦(1〇0)の試合開始前にJ1自動昇格の可能性が絶たれたC大阪。J1昇格プレーオフを勝ち抜くという新たな目標に向けてのスタートとなった一戦は、7試合ぶりの完封勝利に加えて、けがで長期離脱していた柿谷曜一朗が23試合ぶりに復帰する明るい話題もあった。
その柿谷だが、9日の練習の中で行われた紅白戦では主力組の1トップに入った。
大熊清監督はその柿谷について「まだ状態を確かめつつやっているところもあるけど、(主力組の中で)時間を重ねることが重要。プレーオフに向けてどういうやり方で勝負するのかというところも見極めたい。(柿谷は)得点だけではなく、アシストもできるし、カウンターの脅威も増す。前で落ち着きが生まれることで、守備の負担も減る。いろんな相乗効果がある」と話す。
公式戦に復帰したばかりの状態ではあるが、12日の東京V戦で柿谷が24試合ぶりに先発復帰する可能性も出てきた。
また、直近のリーグ戦2試合を欠場した山下達也も今週から復帰。「リセットして、フレッシュな状態で戻ってきた」(大熊監督)と、今節での先発復帰が濃厚だ。
写真:齊藤友也
(C大阪担当 小田尚史)
2016/11/09 19:02