8月の中旬に右ひざを痛めて長く戦列を離れていたFW池元友樹の復帰が近い。
24日のJ3・大分とのトレーニングマッチに出場してダメ押しとなる3点目をゲット。「裏に抜け出した、良い形からのゴール」と自身も満足する素晴らしい得点だった。しかもフル出場。得点はもちろんだが、コンディションが戻ったことを証明する『90分間のプレー』が何よりもうれしそうだ。そして、トレーニングマッチ後の“リバウンド”もないことから今節の岐阜戦でのメンバー入りの可能性も十分にあるという状況だ。
「欠場していたこの2カ月は、自分が試合に出ることができない悔しさ、チームが勝てないことへの悔しさをずっと感じていた。だから、復帰が近付いてきたいま、とても気持ちは高ぶってきている。岐阜戦は残留に向けた大一番。もしメンバーに入ったら結果を出すだけです」
静かだが力強い言葉には闘志がみなぎる。自身のゴールと勝利という結果を残せれば、最高の復帰戦となる。
写真:島田徹
(北九州担当 島田徹)
2016/10/26 14:20