清水は19日、ナビスコカップ開幕前最後の非公開練習を行った。アフシン・ゴトビ監督はナビスコカップに向けて、その大会の意味を3つ挙げる。1つ目は、長期的な戦略としてチームを作ること。2つ目はナビスコカップを使って、リーグでも戦えるメンバーをそろえること。3つ目はトロフィーを勝ち取ること。
昨季は石毛秀樹が華々しくプロデビューを飾り、ニューヒーロー賞を獲得。リーグでも先発出場が増え、今年のリーグ開幕戦ではゴールも決めた。その意味で、昨年は2つの目標を達成したと言えるだろう。
今年は、最後に届かなかったタイトル奪取へ。昨年11月3日、国立で敗れて以来、ここまで公式戦で1勝もできていない。「ナビスコ2連戦を勝って、リーグにつなげて行けるようにしたい」。ナビスコの借りはナビスコで返す。
(清水担当 田中芳樹)
2013/03/19 19:25