AFC・U-19選手権に臨むU-19日本代表に選出された磐田のFW小川航基は、大会への意気込みを語った。
「ここを最初の目標にやってきて、みんな自信をつけてきた。U-16日本代表もW杯に出るので、自分たちもという気持ち」
磐田でともにプレーするCBの大南拓磨など、選外となった選手もいる。小川航は「そういう人たちの思いも背負ってやらないといけない。使命感、責任感を持って戦いたい」とチームメートの分まで活躍する決意を固めている。
ここまでカップ戦での出場機会はあったものの、リーグ戦のピッチには立てていない。試合勘は心配されるところだが、内山ジャパンでは招集されるたびにゴールを奪い、エースとしての地位を確立した。すでに所属クラブで主力として活躍する選手もいるが、それでも小川航の存在価値は揺るがない。
5大会ぶりのU-20W杯出場が懸かる今大会。アジアの戦いは一筋縄ではいかないはずだが、小川航は世界への扉をこじ開けるつもりだ。
(磐田担当 青木務)
2016/09/30 09:00