サッカー専門新聞ELGOLAZO web版 BLOGOLA

　今節、金沢はアウェイで京都と対戦する。金沢の秋葉勝と京都の佐藤健太郎は、山形時代にダブルボランチを組んでいた。［4-4-2］のミラーゲームが予想される中、秋葉と佐藤がボランチ同士でマッチアップする機会もありそうだ。
　かつての相方・佐藤について秋葉は「しっかり真ん中にいられる選手。ボールを取れるし、ミスも少ない。ボールを動かすこともできる。すごく良い選手」と話し、「一緒にやっていたときは、守備に関してすごく助けてもらっている部分が多かった。自分が抜かれてもすぐにカバーしてくれた。自分としては、すごくやりやすかった」と山形時代を振り返った。
　佐藤は今季ここまでJ2リーグ戦で32試合にフル出場。「変わらずに良いプレーをしている。今季はずっと試合に出ている。真ん中でどっしりしていて、ボールをさばいている。堅実ですよね。自分が目立つよりも、周りを気持ち良くプレーさせることができる」と語った秋葉は、今節に向けて「（佐藤）健太郎が活躍しているのはすごくうれしいことだけど、今回だけは活躍しないでほしい（笑）」と冗談を飛ばした。
　京都の担当記者によると、今週、囲み取材を終えた佐藤は去り際に「勝くん（秋葉）、俺のこと話してくれるだろうか…」とつぶやいたそうだ。安心してください。笑顔を交えて、しっかり話してくれましたよ!