6月13日(月)に急性白血病であることが発表された新潟の早川史哉。現在は寛解に向けた治療を行っている。このほどクラブを通じ、新潟サポーターや支援者に向け早川本人からのメッセージが寄せられた。以下、全文。
アルビレックス新潟サポーターの皆さん、ご支援をいただいたすべての皆様へ
状況経過の連絡が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。僕は現在、急性白血病からの寛解を目指した抗がん剤の治療中です。治療期間中には副作用の影響で辛いことが多々あり、無気力になることもありますが、何とか元気に過ごすことができています。
白血病であることを公表して、3カ月が経過しています。その間、Jリーグチームをはじめとする多くのサッカーチームからの支援、また各クラブチームサポーターの方々やサッカーに関わりの少ない方々からも、たくさんの手紙やメール、段幕、千羽鶴などをいただき、皆様からの温かい支援が白血病と闘っている自分にはとても大きな支え、チカラとなっています。本当にありがとうございます。
そしてアルビレックス新潟から復帰のサポートをしていただけること、チームメイトからの励ましにも感謝しています。公表後に新潟のサポーターの方々が試合の際に出してくれた28番のビッグフラッグや段幕、応援をテレビで見て涙が止まりませんでした。自分は決して一人で闘っているわけじゃないんだという思いと、何としても病気を治してまたサッカーがしたいという思いがわき起こってきました。
闘病中にいつも思っていることがあります。それはどんなに辛いことがあっても、常に前を向いて一日一日を過ごそうということです。辛い日があってもそれを乗り越えればきっといいことが待っていると信じています。アルビレックス新潟も残り5試合、決して楽な道のりではありません。僕はテレビでしか応援することができませんが、アルビレックス新潟と共に毎試合闘っています。
サポーターの皆さんも含めたアルビレックス新潟というチームの団結力、熱さを見せ絶対に勝ちましょう!!We are ONE
(新潟担当 野本桂子)
2016/09/23 19:49