“ベトナムのピルロ”こと横浜FCのMFグエン・トゥアン・アインが、パロマ瑞穂スタジアムで19時にキックオフとなった天皇杯3回戦・長野戦で来日初ゴールを決めた。試合は延長戦の末、3-2で横浜FCが勝利した。
公式戦デビューとなった天皇杯1回戦以来の先発出場を果たしたグエン・トゥアン・アインは、ボランチとして寺田紳一とコンビを組み、堂々としたプレーを披露。1点を追う66分にペナルティーエリア内に侵入したところを長野の宇野沢祐次に倒されてPKを獲得。これをイバが決めて同点に追い付くと、延長に突入後の101分には右サイドからのFKを頭で合わせて逆転の決勝ゴール。いずれも“ピルロ”らしからぬ形だったが、2得点に絡む活躍でチームを4回戦へと導いた。
(横浜FC担当 芥川和久)
2016/09/22 22:28