浦和とのルヴァンカップ準々決勝・第2戦を翌日に控えた3日、神戸はリラックスゲームなどで最終調整。決戦の地へ向けてクラブハウスを出発した。
8月31日にノエスタで開催された第1戦は1-2で敗れた。準決勝進出が決まるこの第2戦は、勝利が必須。なおかつ、アウェイゴールの関係上、1-0の勝利では届かない。2-1の勝利では延長戦となるため、残り90分での勝ち上がりには2-0、もしくは3得点以上での勝利が求められる。
第1戦で59分から途中出場し、許したリードを最後まで追いかけた藤田直之は、「埼スタは“どアウェイ”の雰囲気のスタジアムだけど、呑まれるようなことはない。いつもどおりにやりたい」と意気込んだ。
昨季まで在籍した鳥栖では、ノックアウトステージを戦ったことはない。「初めて(ノックアウトステージを)経験して、上に行きたい気持ちが強い。大事な試合」と藤田は武者震い。そして、「難しい状況だけど、ここで勝てたら、乗り越えられたら、みんなの力、チームの力がつくと思う」と強く話した。
J1・2nd第10節(2◯1)から続く浦和3連戦の3試合目。逆転でのセミファイナル進出を狙う大一番を前に、チームメート同様に背番号14の闘志も沸き立っている。
写真:小野慶太
(神戸担当 小野慶太)
2016/09/03 19:01