池元友樹は古巣・松本戦を前に静かに燃えている。
「やってやろうという気持ちはあります。ただ、『古巣対戦』はあくまでも個人的なことなので、その思いをあまり出し過ぎず、でもチームに良い影響が出る“ちょうどいい”くらいの気持ちはプレーで表したいと思います」
今季一度目のアウェイでの対戦時にももちろん燃えていたが、先発から外れてわずか10分のプレーに終わり「何もできませんでした」と唇をかんだ。だからこそ、先発が濃厚な今節で余計に気合いが入るのもうなずける。
「前回、何もできなかったからこそ、今回は“何かをしたい”んです、何かを……」
静かなる闘志がきっと成果につながる。
(北九州担当 島田徹)
2016/07/14 18:08