スイカ割りで五輪に景気付けだ。
浦和はペトロヴィッチ監督就任以降、“初めての5連勝”と“敵地での仙台戦初勝利”を果たした翌日の14日、五輪代表・主将の遠藤航がスイカ割りに挑戦した。
これは槙野智章がもらったスイカを持参して企画したもの。いわゆるグルグルバットの要領で5回周り、周囲の言葉を信じながらスイカに近付いた遠藤。宇賀神友弥に「奥さんへの気持ちを叫べ」、武藤雄樹に「(スイカを)奥さんと思って叩け」と冷やかされながら、奥さんの名前とともに「愛してるー!」と叫び、思い切り棒を振り下ろした。
一振り目は命中させつつも大きなスイカを割るまでには至らなかったが、二振り目で見事に真っ二つに。その後、オーバーエイジ選手として同じく五輪に参加する興梠慎三とともに自ら包丁でスイカを切ってファンに振る舞った。
「優勝トロフィー重いなー」とおどけた興梠とともに記念撮影をした後、遠藤は「スイカ割りは小学生以来ですかね? 槙野くんは動画を取りたいだけじゃないですか?」と笑いながらも、「そうやってリオに送り出してくれるということで、その気持ちを受け取る」と殊勝なコメント。
さらに五輪前、最後のリーグ戦となる17日の大宮戦については、「さいたまダービーはアウェイで1回やったけど、ホームでは絶対に負けられない。しっかり勝って気持ち良く五輪に行きたい」と意気込んでいた。
(浦和担当 菊地正典)
2016/07/14 18:24