6月29日、湘南はチームに所属する菊池大介による「DAISUKEシート」の設置を発表した。これは明治安田J1・2ndステージにおけるホームゲーム全8試合にて、菊池の背番号10にちなみ、毎試合10人の小学生をホームゲームに招待するというもの。
ユース時代を含め、湘南での9シーズン目を迎えている菊池は、以前から子供たちに向けて何かできることはないかと模索していたと言う。その中で、「今回は2ndステージというキリが良かったこともあって、ここからやれませんかと相談させてもらった。その結果、すぐにやらしてもらえることになったので良かったです」と経緯を説明した。
「いま自分たちがJ1でやれていることは平塚や湘南地域にとって非常に大きいことだと思うし、そういう刺激を自分が与えられればと思った」と今回の意図を話す菊池。週末には神奈川のライバルである横浜FMとの試合が待ち受けるとあって、「やっぱりマリノスではなくて、ベルマーレに入りたいって思ってもらえたら良いなと思うし、躍動感のある試合をして勝てれば子供たちにとって大きな刺激になると思う」と意気込んでいる。チームにとっても、2ndステージの初戦は次に向かう上で大きいものとなるだけに、背番号10の躍動に期待したいところだ。
(湘南担当 林遼平)
2016/07/01 20:50