25日に行われるJ1・1st第17節・川崎F戦は対戦相手のステージ優勝が決まる可能性のある一戦という、特殊なシチュエーションになる。古巣戦となる横山知伸は「勝てるようにみんなで力を合わせたい」と語り、3試合勝利のない現状の打破を誓った。
かつて川崎Fに在籍した横山と菊地光将は、現在の川崎Fと同じような状況を09年に経験している。首位を走っていたものの、第32節・大分戦(0●1)に敗れて鹿島に逆転を許し、ラスト2試合は連勝したが鹿島に振り切られてしまった。
横山は当時の状況を「ありましたね」と振り返り、「(川崎Fの)モチベーションは高いと思う」と警戒する。大宮としては前述のように未勝利に終止符を打つため、そして年間勝ち点を積み上げていくためにも大事な試合。チームとしてパワーを掛け、川崎Fの野望をストップしたい。
(大宮担当 片村光博)
2016/06/22 20:08