27日、トゥーロン国際大会に参加しているU-23日本代表から負傷離脱した亀川諒史が福岡に合流した。
初戦のパラグアイ戦で負傷した亀川だったが、現地での診断結果は右足第三中足骨骨挫傷。帰国して、この日、クラブハウスに顔を見せたが経過報告のみで、福岡で再検査を受けることになっている。亀川は「(状態は)良くなっている。これから病院で診てもらって、あとは自分次第だと思っています」と話した。
中1日で4連戦を戦っているU-23代表のチームメートに対しては「途中離脱したことで残ったメンバーの疲労を考えると申し訳ない」と慮った。その一方で「自分としてもアピールする機会がなくなったことで福岡に戻ってきてまたゼロから自分を見せていかない」と話している。
負傷離脱にはなったが国際試合を経験したことで「体格の差を感じた。自分たちより下の年代で来ているチームも多かったけれど、スピード、フィジカルの差は感じた。このレベルで満足していたらいけないなとあらためて感じた」と得られたものもあったようだ。まずは戦線復帰、そして、再アピールのために治療に専念する。
文:杉山文宣(福岡担当) 写真:六川則夫
(福岡担当 杉山文宣)
2016/05/27 17:23